野中くん
攻略とかではなく、あくまで私の感想です。本当に感想(笑)
とにかく、思いきりがいい。でもあまりラフさは感じない。見かけによらず豪腕なタイプなのかもと最近思う。わりと馬群縫って割ってくる印象もある。基本的には外ぶん回してるのびのび追ってる野中くんのほうが好きだけど…。
ラフで強気な若手はまあまあいるけど、ダーティなところが感じられないあんまりいないタイプの若手騎手だなーと思った。やっぱり危険な乗り方というか進路取ってる若手は多い。気の強さが裏目に出てないいい乗り手だなと。加藤くんとかも同じイメージ。ハングリーベンの一件で、私はもう彼の虜になってしまった。どっちかというと追い込みのほうが上手だなと思う。進路で詰まってるのあまり見たことないから、道中を見るのも好き。どこから出てくるんだろうと、わくわくしながら見てしまう。
去年より今年のほうが見ていてずっと頼もしい。減量だから買うんじゃなくて、野中くんなら何とかしてくれそうって思ってしまう。
関東は若手を育てるという風潮が関西ほどないので、ぜひ野中くんを始め、若手騎手にチャンスを与えてほしいなぁ。
明日の田辺
フェブラリーS
秋華賞
ノンコ
昨日,大井でJDD(ジャパンダートダービー)というレースがあって,私はそれを忘れて家でビール飲んでダラダラしてたんですけど…。
ノンコノユメが勝ったとTwitterで見てはしゃいじゃたよ~~!
ノンコ~~~~!!!!!!!!!!!やったよ~~~~~!!!!!(?)
ノンコノユメのお姉ちゃんのマイネノンノ(登録抹消済)は,芝の短距離戦によく出てきて応援してた馬だったから,母ノンコの文字を見て,歓喜したんですよね!弟デビューしたんだ~!って。その当時は。
それが今や地方G1優勝馬ですからね!!!!
Twitterにも書いたけど,ノンコの祖母ビューパーダンスはハーツクライの祖母(アイリッシュダンスの母)でもあるから、名前は可愛いけどしっかりとした牝系なんだよね。素晴らしい。
血統のロマンを感じずにはいられなかった…。
ハーツクライも産駒活躍してるもんね!
ノンコノユメの父トワイニングは先月亡くなってしまったんだけど,これで産駒初のG1勝利だね。
天国のお父さんも喜んでいることでしょう!おめでとう!!!
それにしても,まだまだ勝ってくれそうな予感がするよ~。秋は古馬との対戦が楽しみ。
欲を言えば石川騎手に鞍上を戻してくれると嬉しいです。笑
私と競馬
競馬,と聞いて嫌悪感を抱く人って結構多い。特に女性が多いんだけど。
ギャンブルとしての競馬の楽しみは確かにあって,私もここ数年,馬券を買うことが楽しみになってたりするところはある。まあ,今回それは置いといて。私がなぜこんなに競馬が好きになったのか,どこが好きか書いてく。
競馬と出会ったのは私が小学校低学年の頃。少しずつ漢字も読めるようになってスーパーファミコンをし出したときのこと。父親しか使っていないため,当時の私が遊べそうなのはマリオカートくらい…。あとは麻雀・将棋・競輪・釣りなどで,その中で一番楽しそうだったのが競馬だった。他のソフトも一通りしたけど,『名前を自由につけられること』や『単純に馬(のグラフィック)が可愛い』という理由で競馬のゲームを主にすることになる。実際テレビで競馬を見たのはそれから少しあとになってからで,父親が持っていた種牡馬辞典を愛読する子供に育つ(笑)
テレビで競馬を見た時の感想はまた少し違った。「あまり面白くない…」。ゲームの世界の方が末脚は強烈だし,なんといっても愛馬が走るのだから,当時の私にはそっちの方が面白かったようだ。
しかし,一頭の競走馬と出会って私の価値観は一気に変わることとなる。その馬の名前はサイレンススズカ。音速の貴公子と呼ばれるその馬は,他の追随を許さないハイペースな大逃げが武器の馬だった。ハイペースというのもサイレンススズカにとっては【マイペース】。並の逃げ馬でないことは競馬初心者の私でも分かった。気持ちよさそうに逃げ切るその姿は,それから十何年と競馬を見てきた私の中でも輝き続け,今も一番好きな馬だなとしみじみ思う。
だが,そのサイレンススズカは天皇賞秋,予後不良となり天国へと旅立ってしまった。引退したらスズカの子供が見たい!同じ逃げ馬になったら面白いのになあ…!などと,元気にターフを去ることができると信じていた。まさか,あの日あんなことになるとはだれも予想できなかったと思う。いつも通りの大逃げをうち,今日も勝ったかと思った瞬間,明らかな減速をし斜行し脚を止めた。私は初めてレース中に馬が骨折するのを見たのだが,なんとなく助からないだろうな,と思った。何の馬が勝ったのかもわからなくて取り乱して泣いてしまった。もう二度と競馬は見ないと心に決めた瞬間だった。
それからしばらく応援ではなく父親が見ているからとりあえず,という感じで興味もなくなり,競馬のゲームだけをし続けた。
ある日休日に本屋へ雑誌を買いにいったとき,ふと競馬の本があるのに気付いた。競馬の本なんてあるんだ~と思って,手に取ってみたときにサイレンススズカという文字が目に入ってきた。私は少し高いけれど買おう,と思いレジへ向かった。スズカが生きていたことを忘れないようにしよう。そう思いページをめくっていろいろな事実が分かってきた。
骨折の原因はわからないのではなくない。
本来なら騎手(武豊)が振り落されてもおかしくないくらい重度の骨折だった。
そして,本当に生産者や調教師,騎手,ファンとみんなに愛されていた馬だったんだなと思い,またもや泣いてしまった。そして同じように競走馬として走っている馬たちにも,同じように熱い思いややさしさが注がれているんだな…と初めて分かった。悲しい想いだけでなく、親や家族のような気持ちで見守っている人たちのことを考えると、私も同じ気持ちでもう一度応援してみたいなと思えた。そして今日に至る。
長々と書いてしまったので次回からは端的に、ブログらしく書きます(笑)