GIFTとかいう神曲について

一番きれいな色ってなんだろう。一番ひかってるものってなんだろう。

こう始まるMr.ChildrenのGIFT。この曲は、大切な誰かに何かを贈りたい。さあ、一緒に歩きながら考えよう。みたいなニュアンスの曲のように思う。この曲のキーになっているのは、色。歌詞を読んでいくと、たしかに人は二択にしたがってしまう人が多いなーというのを思い出す。好き・嫌い、いる・いらない、知っている・知らない。この曲では、こんな二択の選択肢の間に本当は無限の世界があって、似合う色を見つけて、やさしい名前をつけるらしい。

 

これって競馬の歌なんでは…と私は思った。

※そうではないと思うけど、GIFT風に考えると無理に二択をする必要はなく、またこのブログ自体が「やさしい名前」の何かになる。エモ。

 

競馬の歌だなと感じたのは、1着でも7着でも最下位でも、私がどの色だって一番きれいな色なんだなって常々私が思っているからだ。勝負の世界は厳しい。勝たなければいけないレースはたくさんある。トライアルとか未勝利とかね。その一歩が今後の馬の生活を変えてしまう…だから、勝ってほしいとは思う。でも、その馬がこの世に産まれてきて、競走馬になって、デビューしてくれたこと自体がもう一番きれいな色でいいんでないかと思うんだよね!!!!尊い…BIG LOVE!!!!!

 

んでね、2番が秀逸な歌詞なんだけど、全部説明してやろうか!?????

歌詞は各自見てください。私が一番(馬やん……)と思ったのは、

 

果てしない旅路の果てに「選ばれる者」とは誰?

たとえ僕じゃなくたって それでもまた走っていく 走っていくよ

 

ってとこ。馬だよ。(?)人はさ、「えらばれなかった!このよのおわり!!ぴえ〜」みたいになりがち。主に私ですが…。でも馬はどんなに負けても走り続けるんだよ。ギャンブルなのは知ってるけど、そこにはたしかに命があるんだよ。私はいっぱい好きな馬がいるから、大変なんだが(自業自得)(それな)、みんなに似合うやさしい名前の未来が待っていたらいいなと思う。

 

え、もう飽きた?じゃあね〜

 

まだ見てくれる方、ありがとうございます。さすがにもう終わります…。

最後に、最後の最後に、え?マジ?と思う歌詞が出てくる。

 

僕は抱きしめる 君がくれたGIFTを

いつまでも胸の奥で ほら ひかってるんだよ

ひかり続けんだよ

 

????????!!!!!!!!!

そう。結局ね、何かをあげたい、してあげたいと思ってるはずなのに、ひかり続けるものは君がくれてんだよ…。どうしちゃったの。わかるよ…。競馬もなんだよね。ただ(と言ったらだけど)好きで好きで仕方なくて、応援してるとさ、勇気だったり、希望だったり、時には悲しいこと悔しいことが起きたりあるよね。でも会えなくても言葉が通じなくても、そうやって心を震わすような体験ができるのは競馬のいいところだと思うなあ。やっぱり馬が愛おしい。